アマダ(AMADA)のベンディングマシン「HD-NTシリーズ」に搭載された角度センサーBi-Sによる、板金曲げ加工の角度自動補正をご紹介します。プレスブレーキでステンレス鋼板を曲げながら角度を測定し、材料のスプリングバックや板厚・材質のばらつきを反映して、目標角度へ近づける高精度な曲げ加工システムです。
HD-NTシリーズは、加工データに基づいて曲げ角度や曲げ片の伸び寸法を計算。Bi-Sが加工中の角度を検出して補正するため、作業者による角度測定、試し曲げ、再調整の手間を減らし、段取り時間の短縮と品質の安定化に役立ちます。熟練度に左右されやすいベンダー加工を支援してくれるため、多品種少量生産や精密板金の現場でも便利な機能です。
動画では、実際にワークを金型へセットし、パンチとダイで曲げる工程から、Bi-S角度センサーが動作して補正を行う様子まで収録しています。自動計算とリアルタイム補正によって作業負担が軽くなる点は大きなメリットです。
板金曲げでは、加圧を解除すると材料が元の形へ戻ろうとするスプリングバックが発生します。その量は材質、板厚、曲げ方向、金型のV幅などで変化するため、狙った角度へ仕上げるには適切な補正が欠かせません。Bi-Sは、この角度出しを機械上で支援します。
ただし、ステンレス板に貼られた保護ビニールの厚みやたわみ、表面状態、材料ロットなどの条件によっては、測定値や仕上がり角度、曲げ片寸法に多少の誤差が生じることがあります。角度センサーを使用しても加工条件による制限はあるため、求められる精度に応じて加工後の確認が必要です。
アマダのプレスブレーキ、板金加工機械、NCベンダー、ステンレス曲げ、角度補正、スプリングバック対策、高精度曲げ加工に関心のある方は、ぜひご覧ください。






