東日本大震災後の山形空港で撮影した、ANA(全日本空輸)のボーイング737-800、機体記号JA55ANです。仙台空港が津波被害で使用不能となり、東北新幹線をはじめとする交通網も寸断されるなか、山形県東根市の山形空港は臨時便の受け入れと災害救援活動を担い、東北地方を支える重要な空の玄関口となりました。
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震に伴う巨大津波により、仙台空港では滑走路や旅客ターミナルが浸水し、民間旅客機の運航が停止しました。山形空港は震災翌日の3月12日から24時間運用を開始。消防防災ヘリ、ドクターヘリ、警察ヘリのほか、自衛隊機や米軍機などを受け入れ、被災地に向かう人員や物資を支える災害救援拠点として機能しました。
さらに、仙台空港や東北新幹線などの代替交通手段として、航空各社による多数の臨時便が設定されました。当時、山形空港に就航していなかったANAも短期間で運航体制を整え、2011年3月29日から大阪国際空港(伊丹空港)線を1日2往復、中部国際空港(セントレア)線を1日1往復で運航。被災した宮城県や東北地方と全国各地を結ぶ航空ネットワークの維持に貢献しました。
映像に登場するANAのボーイング737-800(Boeing 737-881/JA55AN)には、機体上部に「こころをひとつに、がんばろう ニッポン」の復興応援メッセージが掲げられています。このロゴには、空を通じて希望や勇気を届け、日本中、そして世界中の心を一つにしたいという願いが込められていました。
東日本大震災からの復旧・復興に尽力された方々はもちろん、その活動を後方から支え続けた日本海側の空港関係者、航空会社、警察・消防・自衛隊をはじめとする多くの方々の存在も忘れてはならないと感じます。
被災した仙台空港に代わって人と物資を運び、東北の交通を支えた山形空港。その歴史的な役割と、復興への願いを託して飛んだANA JA55ANの姿を記録した映像です。
Airport&Runway:山形空港/Sendai Airport Japan.(GAJ/RJSC) RWY01
Airline:全日空/All Nippon Airways(JL/JAL)
Aircraft:Boeing 737-800(Boeing 737-881)
registration:JA55AN
山形空港 関連動画
ANA Boeing 737-800 https://youtu.be/_E5Phh9zyrs
JAL MD90 Takeoff https://youtu.be/VO6fAarpLHE
JAL MD90 Landing https://youtu.be/ekcun2NF0r4






