D51 498(D51-498)の愛称「デゴイチ」で知られるD51形蒸気機関車が、岩手県の東北本線と釜石線を走行した貴重な映像です。力強いドラフト音や汽笛、立ち上る黒煙とともに走るSLの雄姿を、美しい沿線風景とあわせてお楽しみください。
2012年6月、JR東日本と「いわてデスティネーションキャンペーン」の連携企画として、東北本線の一ノ関駅~北上駅間では「SLイーハトーブいわて物語号」、北上駅~釜石駅間では「SL銀河ドリーム号」が運転されました。
運転日は6月2日・3日・9日・10日・16日・17日の週末6日間。土曜日は一ノ関駅から北上駅を経由して釜石駅へ、日曜日は釜石駅から北上駅を経由して一ノ関駅へ向かい、2日間で1往復する運行形態でした。
列車を牽引したのは、当時の高崎車両センター高崎支所に所属していたD51形498号機。12系客車5両を連結し、赤色のナンバープレートと各列車の特製ヘッドマークを掲げて走行しました。岩手県内でD51が運転されるのは5年ぶり、釜石線への入線は8年ぶりとなり、沿線には多くの鉄道ファンや観光客が集まりました。
D51 498は、1940年に旧鉄道省鷹取工場で製造された蒸気機関車です。岡山・大阪・福島・新潟などで活躍したのち、1972年に引退。上越線の後閑駅前で静態保存されていましたが、1988年に動態復元され、本線を走行できる貴重なSLとして復活しました。
釜石線は花巻駅と釜石駅を結ぶJR東日本の路線で、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』ゆかりの地を走ることから「銀河ドリームライン釜石線」の愛称でも親しまれています。宮守川橋梁、通称「めがね橋」や遠野、仙人峠など、変化に富んだ沿線風景も魅力です。
Video:Canon XA10(1080p FHD)
Sound:Audio-Technica AT9943






